おひさまパパの自己肯定感は無限大

『人間らしく、自分らしく生きるために』~自己肯定感の可能性を共有しましょう~

6日目:大人が子どもたちにできる事 ~コロナの肯定的側面から~

コロナによって

子どもたちが学校で授業を受ける事ができない今。

大人が子どもにできる事は何かと考えてみた。

 

コロナ世代を

 学習の機会が保障されない不幸な世代だ。

 と捉えるのか。それとも、

 どんな困難にも立ち向かえる強さを手に入れる世代だ。

 と捉えるのか。

  

「コロナのせいで、この世代の子どもが幸せになんてなれるわけがない!!」

 「自粛期間は暇ばかりでいいことなんて

何一つない!!」

 

本当にそうなのか?

  

コロナは確かに堪える。

でも、立ち止まって考えてみると

できる事はいっぱいある。

みんなで助け合おうと、

今自分に何ができるかを考えて行動している人がいっぱいいる。

 

見渡せば・・・

よく目を凝らして見れば・・・

あちこちに愛が溢れている。

医療現場で働く人の大変さなんて、

今まで想像すらしたことなかったけど、

さすがに少し想像した。

誰かの命を救うという使命感なんて計り知れない。

自分の命を懸けて立ち向かう勇気もすごい。

必死で日常を守ってくれる人がたくさんいることに気がつけた。

 

大好きなおじいちゃんやおばあちゃんには会えないけれど、

いつもと違った形で愛を送ることもできる。

会えないことがこんなにも寂しいなんて。

みんなが愛おしい。

友達と遊ぶことが楽しみで仕方がない。

こんな気持ちコロナがなくても、感じていたかな。

 

感染源になるかもしれないゴミ袋を集めてくれるゴミ収集のお兄さんに、

ビニール越しにでも笑顔でレジを打ってくれている店員さんに、

休園中も気にかけて電話をくれる幼稚園の先生に、

移動手段のない人のために毎日バスや電車やタクシーを走らせてくれる運転手さんに、

ステイホームの時間をどうにか楽しく過ごせるようにと発信し続けてくれている芸人さんやミュージシャン、俳優さん、裏方さんに、

電気やガス、水道、通信などを担ってくれているインフラ関係の方に、

社会を支えてくれているたくさんの人にありがとうって気持ち、

コロナの前に感じていたかな。

 

家族で過ごす時間が増えて、

絆が深まったんじゃないかな。

夫婦でも今まで以上に会話をした。

この期間がなくても、

普段の当たり前を見直して、

ありがたいなぁって感謝したかな。

 

コロナを経験したことで、

「本当に大切なものは何か?」

を考えた。

普段の日常が、実はとっても有難かったことに気が付いた。

「命の大切さ」

「仲間の大切さ」

みんなに会えるのが当たり前だった時には、

考えもしなかったことが山ほどあった。

今までも考えようとしてたかもしれないけど、

こんなにもじっくりと考えた事はなかった。

 

 

自粛期間は不幸を生み出した期間じゃない、

幸せとは何かを真剣に考えた期間なんだ。

 

 

だから、

今の大人が子どもたちにできる事は、

将来この子たちが大人になった時、

 

『あの時、世界中が真剣に考えたんだよ。

正解か不正解かなんて誰にも分らない中、

みんな、何ができるのかを必死で考えていた。

あの時必死に生きる事を考えて、

 「今この瞬間を大切に、

  未来へ向けて進んでいくことが大事なんだよ」

って教えてくれた大人がいっぱいいた。

だから今の僕らがあるんだよ。

心配しないで。

今度は僕らが君たちを支える番だから。』

 

と、

さらに次の世代の子どもたちに、

語れるような大人に育てること。

 

そのために、大人は・・・

今こそ、しなやかな心で

現状を肯定的側面から見る。

まずは、大人が物事の捉え方の

幅を広げていく。

 

子どもにたくさん話をして、いっぱい愛を送る。

いっぱい、いっぱい抱きしめる。

 

大丈夫だよ、コロナはいつか終わる。

必ず、いっぱい友達と遊べるようになるからね。

 

この世代の子どもたちが大人になる時、

どんな困難にも平気で立ち向かえる

しなやかな心を持って

幸せをつかんでいるに違いない。

 

 

頑張れ。